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2013年3月31日の「条件付きで農地の上でも太陽光発電を許可する」という農水省通達から、11年以上が経ちました。正直、「やれ」と言っているのか「やるな」と言っているのかわからないような通達を受けてのスタートでしたが、10年以上にわたる様々な方々の努力により、ソーラーシェアリングが初めて、農業白書(令和5年度食料・農業・農村白書)に掲載されました!!
ソーラーシェアリングについての記載は、「農業白書」の『第2章 環境と調和のとれた食料システムの確立』-第3節156~157ページに掲載されています。
以下のURLより、ご覧いただけます!ぜひご覧くださいませ!!
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r5/pdf/zentaiban_10.pdf
ようやく正式に、農水省にも将来の農業に有用なものとして認知された感があり、喜ばしい限りです。
同時に私たち市民エネルギーちばは、7月2日に設立10周年を迎えます。この記念の年に、毎年国会に報告されている「農業白書」に営農型太陽光発電の唯一の記載事例として当社が掲載され、さらに感慨がひとしおです。
ですが、今回の農業白書には、太陽光パネル下部の農地において、農地の管理が適切に行われず営農に支障が生じている事例が、存続している取組のうち約2割もあるとの記載もあり、正直驚きました。ですので、私たちもこれまで以上に、自然生態系や地域社会に配慮した、持続可能な農業を前提としたソーラーシェアリング社会を目指していきます。
また、いよいよペロブスカイト太陽光電池とソーラーシェアリングの融合に関する本格的な研究も始まりました。今後も私たちのさらなる活躍にご期待ください!
★『第2章 環境と調和のとれた食料システムの確立』 第3節 – 156~157ページ に掲載!!